日本和装師会40年のあゆみ

日本和装師会は平成21年度1月現在2100名の会員を擁し、北海道から沖縄まで日本の各地で、和装文化の振興と着装技術の指導に会員たちが活躍しております。専攻課程修了以上の人にその入学資格があり、研修会や研究旅行を開催しております。平成16年度も例のごとく京都勧業館「みやこめっせ」において40回目の研修会を行い、実に30余年にわたり理事会がその企画と運営を行ってきております。講義と実習との意義深い研修会は一年生も三十年生も共に勉強になる場なのです。
目利きの人生相談 中島誠之助先生(古美術鑑定家)
聖徳太子の生涯 猪熊兼勝先生(京都橘女子大学教授)
粋の美意識と身体表現

木津川計先生(立命館大学産業社会学部教授)

釈迦の生涯 山折哲雄先生(国際日本文化研究センター所長)
能の歴史、装束、能面について
能装束の着付けの実演と解説
能「羽衣」
金剛永謹 先生(金剛流宗家)        
    御一門様
映画に見る
      太夫のよそおい
石原哲男先生(結髪師)
石倉元一先生(東映衣装部)
橘瑞超と大谷探検隊 上山大峻先生(龍谷大学元学長)
日本の和らい 狂言「千鳥」 茂山千三郎先生(狂言師)
家庭教育と日本文化 林道義先生(東京女子大学教授)
マヤが語るもの 八杉佳穂先生(国立民俗学博物館教授)
残すべき職人技 永六輔先生(放送タレント)
万葉集をよむ歓び 中西進先生(帝塚山学院学院長)
江戸時代の女性に学ぶ 童門冬二先生(作家)
アフリカ染織 カメルーンの布 井関和代先生(大阪芸術大学教授)
源家と北條家の人々 田端泰子先生(京都橘女子大学教授)
古代アンデスの神官の装飾 大貫良夫先生(東京大学名誉教授)
着物から見た江戸とアジア 田中優子先生(法政大学教授)
女王卑弥呼とホケノ山古墳 石野博信先生(徳島文理大学教授)
「浮世絵」に見る十八世紀の風俗 狩野博幸先生(京都公立博物館)
鹿鳴館の女達 富田仁先生(日本大学教授)
江戸の町民の生活 森谷尅久先生(武庫川女子大学教授)
江戸時代の染織文様 切畑健先生(京都国立博物館)
能装束の着装について 広田泰三先生
源氏物語の女達 瀬戸内寂聴先生
古代エジプトの女性達 吉村作治先生
三角縁神獣鏡はどんな鏡か 樋口隆康先生
近松物語の女達 水上勉先生(作家)
歌舞伎と私 山川静夫先生(エッセイスト・元NHKアナウンサー)
江戸服飾史談 吉田豊先生(古文書インストラクター)
大相撲に見る日本の美 内館牧子先生(脚本家)
日本から文化力異文化コミュニケーションのすすめ ジェフ バーグランド先生(帝塚山学院大学大学院教授)
江戸時代女の旅 神崎宣武先生(民俗学者)
歴史のなかの美男美女 井上章一先生(評論家)
女の選択 阿川佐和子先生(文筆家)
江戸の装い、上方のおしゃれ 松井今朝子先生(作家)
正倉院 歴史と宝物 杉本一樹先生(宮内庁正倉院事務所長)
いつもチャレンジ精神で 草野仁先生(TVキャスター)

など多岐にわたり勉強を重ねてまいりました。

時代を生きた女達も、卑弥呼・額田王・清少納言・紫式部・二位尼・建礼門院・静御前・北條政子・今参局・日野富子・お一の方・細川ガラシャ・淀殿・千姫・出雲阿国・春日局・吉野太夫・皇女和宮など、30人にのぼる。女性達の生きざまやその衣装の研究をいたしました。

「人生・向上心」でございます。技術も着付け実習、プロ養成講習などが充分出来ます。
きものという窓口からこんなに大きな知識の海がひろがりました。

海外研修旅行やきものミッションもカナダ・ブラジル・メキシコ・デンマーク・中国・アメリカ・フランス・イタリア・スイス・と104都市で楽しい旅をいたしました。
ご入会お待ちしております。

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