京都府立大学短大国文科卒業後、重役秘書としてのOLをスタートに女優、美容師などを経て、現在は(株)市田美容室・(有)市田アドプラン代表取締役。日本和装師会会長、京都経済同友会等の各種団体役員、大谷大学講師を務める。また、平成１３年より大阪証券取引所社外取締役としても活躍している。長年の和装業界における功績により１９８７年京都府及び京都市より和装振興の表彰、９０年京都あけぼの賞、９３年京都府産業功労賞
、９５年全国和装産地市町村協議会より和装振興功労者賞、同年ブラジル文化功労勲章、２００１年外務大臣より感謝状、２００１年１１月には第２２回 民族衣裳文化功労者を受ける。
１９５０年美容免許を取得後、６１年頃よりテレビ、雑誌その他で服飾評論、同時に和装教育全般を指導、全国に分室をもつ。その間、アメリカ・フランス等80都市できものショーをプロデュースし、きものを世界に広め、国際文化交流の一翼を担う。また世界民族衣装の収集、研究を続けるかたわら講演会で全国を駆けめぐる。行政の各委員会や各地の講演では女性の生き方、子供の教育、生涯学習、豊かな老後など未来社会についても意欲的な提言を行っている。
テレビCMでは「お茶のおばさん」として幅ひろい年齢層から人気があり、ACC全日本CMフェスティバル特別賞を受賞。趣味の絵画チャーチル会会員、書家としても個展を開くほど。多才かつ誠実で親しみやすい人柄が人々に元気を与えている。
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